ハッピーバースデー・エイト!
「わっ、あははは!これってクリーム?う~ん、ちょうどいい甘さだ。自分で作ったのか?すごいじゃん──」
「……え?俺のために誕生日を祝ってくれるの?」
「悪い、ちょっとびっくりしたんだ。長いこと俺のために誕生日パーティーなんてしてもらったことがなかったからさ。元いた世界では、同僚からお祝いの言葉をもらえればいいほうだったんだ」
「孤児院の時?誕生日パーティーはあったけど、同じ月に誕生日を迎える子供も多かったから、みんなまとめて月に一回誕生日パーティーをしたんだ……でも俺なんかそのせいでふてくされちゃったこともあったな」
「でもさ、その時孤児院の院長が俺たちにロウソクを吹かせてくれて感謝してるよ。だって本当に夢が叶ったんだからな」
「俺の夢か……へへっ、もう叶ったから言わないでおこうっと。それより一緒にケーキを食べようっと!」
ご主人様、今すぐゲームにログインして、エイト様の誕生日をお祝いしましょう!